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会計事務所 インタビュー特集 ~セブンセンス税理士法人~

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ユアメディア編集部 ユアメディア編集部

当記事では会計事務所にピックアップした特集記事を紹介していきます。

貴重なインタビューでは事務所の雰囲気、社風、仕事や社員への想い、どんな人と働きたいかなど、事務所の本音が知れます!

もっと深く、会計事務所を知りたいという方!ぜひ自分に合った働き方ができる会計事務所選びの参考にしてみてください。

今回は、急成長を続ける『セブンセンス税理士法人様』へインタビューをさせて頂きました。

セブンセンス税理士法人の魅力に迫る


Q:セブンセンス税理士法人の魅力を教えてください。

A:セブンセンス税理士法人の名前の由来は「第7感」の“ユーモア”を指しています。

味覚や触覚などの第5感、霊感やインスピレーションの第6感、それに続いて第7感としてユーモアを掲げています
セブンセンス税理士法人では、「ユーモアを持って仕事する」ということに重きをおいており、それが効率や生産性の向上に繋がると掲げています。

第7感としてユーモアを掲げています

社内では「うちの特徴は、明るくユーモアに溢れる人たちが多いこと」と語る社員が多く、トップダウンの階級的な組織とは異なり、フラットな組織文化に誇りを持っています。

Q:ユーモアは採用基準に?

A:採用では、特にユーモアを求めるわけではないです(笑)
ですが、不機嫌に仕事をする人はプロではないと考えています。
シビアな仕事を行う税理士法人だからこそ、明るく、気軽に相談や確認ができる雰囲気が大切だと思いますね。

Q:セブンセンス税理士法人のエピソードは?

A:セブンセンス税理士法人は『7』という数字を非常に大切にしています。
赤坂オフィスも7階の物件というのが実は決め手だったりします。

また、7、17、27日に「セブンカンファレンス」というイベントを開催しています。
このカンファレンスでは、セブンセンスのフィロソフィーにちなんだ話をするだけでなく、日頃から送り合っている「サンクスポイント」にちなんだエピソードを発表するなど感謝の気持ちを伝える時間も設けています。

Qサンクスポイントとは?

A:サンクスポイントは、スタッフ同士での感謝を形にするための制度。
教え合い、助け合いの中での感謝を具体的な形にして送り合っています。

様々な顧客ニーズに応える多岐に渡るサービス


Q:事務所のお客様はどういった方が多いですか?

A:セブンセンス税理士法人は各拠点が多岐に渡るサービスを提供していますが、各拠点地域ごとに少し特色があります。

例えば上野拠点では、いわゆる中小企業やスタートアップが主な顧客層となっていますが、

赤坂の拠点では外資系の顧客や、外国法人の日本支社、駐在員の方々申告などが主な業務となっています。
さらに富裕層向けの「GEPAS biz」というサービスを展開し、海外資産を用いたアドバイザリーサービスも提供しています。

地方では、静岡事務所では昔から医療法人やクリニックのお客様が多いです。
このように各拠点でそれぞれの特色があります。

Q:拠点間の移動は出来ますか?

A:もちろん、希望があれば他の拠点への移動を検討することも可能です。

ただ、各拠点も特色のある業務があるというだけで、例えば赤坂だと外国法人しか無いというわけではないので、ご安心ください。

若手主導で刷新される組織の社風

Q:どのような社風ですか?

A:年齢構成の若い組織ですので、若手が活躍できる社風だと思います。

若手が活躍できる社風

例えば、20代の若手が中心となっている『若者円卓会議』
この取り組みは、一見するとただの社内イベントに思えるかもしれませんが、実は組織文化を大きく変えつつある革新的な取り組みと考えています。

若手の意見や新しい感性、取り組みを応援したいという当社の方針が、『若者円卓会議』を通じて具体的に形にされています

全国の若手、主に20代が中心となり、会社をより良くするための新しい取り組みを提案するこの会議。
実際に提案されたものは、社内の改善コンテストとして進行。
最終的には、投票で選ばれたプロジェクトには予算が付き、実際に実行されるという仕組みです。

この取り組みによって、多くの新しいアイデアや施策が日々生まれています。オンラインでの読書会、健康系プロジェクト、社会貢献プロジェクトなど、多岐に渡るプロジェクトが実施されています。

Q:研修制度について教えてください。

A:組織内の教育研修にも力を入れており、社内向けの研修が毎月数回行われています。

知識商売だからこそ、しっかりとした教育研修が必要です。また、経営陣やマネージャー陣は、実務研修の他にマネジメント研修も受けており、組織全体でのキャリアアップや人材の育成に取り組んでいます。

このような取り組みを通じて、従来の「職人文化」から、もっとオープンでコミュニカティブな組織文化へと変わりつつあります。

会社が求める人物像や特性


Q:どんな人と一緒に働きたいですか?

A:3つあります。

①『やりきる力』

まずやりきる力ってすごく大切だと思っています。

どんな仕事も自分が興味を持ってやっていることであれば、80%ぐらいまでってすごく楽しいんですよ。
情熱を持ってできるし、だけどこの80を100にする残りの進捗20ぐらいからが、めちゃめちゃきついんだよね。
だけど、80で辞める人と100までやり切る人には、圧倒的に力の差が生まれてくると思っているので、最後の100までやり切る人と一緒に仕事したいなと思います。

②『量も質も取る』

私達が仕事を進める中で、よく直面するのがリソースの限界です。
質を取るのか、スピードを取るのか、そういう選択は難しい。資源って有限だから、品質が100%だったら遅くてもいいよね、とか、スピードを重視すれば質が落ちるのは仕方ないよね、って思うこと、多いと思います。
ですが、僕たちは「プロ」なんだよ。
だから、どっちかを選ぶんじゃなくて、両方を目指すんだよね。難しいかもしれないけど、それが私達の役目だと思っています。

それに、自ら知的労働を選んだってことは、常に自分をアップデートしないといけないということ。
だから、この葛藤を乗り越えて、どちらもバランスよく取り組むことを大事にしていきたいですね。

③『曖昧耐性』

我々のような成長企業は状況が日々変わるので、規則がなかったり、何かが定まっていないことが多くあります。
そういった”曖昧な部分”をどう対処するか、それが重要だと思います。

ただ、曖昧と言っても「適当でいい」というわけではなくて、手順が確定してない、責任者が明確ではない、どのタイミングで何をするのかがハッキリしてない、そんな時、自分で考えて決断して進める力が求められます。

確かに、全ての手順やルールが決まってる状態での仕事は、楽かもしれない。
でも、成長する会社では、すべてが完璧に整ってるわけじゃない。そんな中で自ら考え、動き、手探りでも前に進む力を持つ人は、本当に素晴らしいと思う。
だから、そんな人と働きたいですね。

セブンセンスの働き方


Q:どのような働き方が出来ますか?

A:セブンセンスでは、リモートワークや時短勤務など、多様な働き方が選べます

リモートワークや時短勤務など、多様な働き方が選べます

コロナ時代にはリモートワークが増えましたが、実は弊社では出社を好むスタッフが多いんです。
なぜなら、質問がすぐ隣の人にできるから。成長の速さはコミュニケーションのスピードに比例すると感じています。

あと、もう一つ私が感じるリモートワークの弊害は自分が将来どうなっていくのかみたいな将来像が見えづらいっていうのがあると思うんですよ。

例えば、僕が今日ここでこういう話をしてるのはオフィスに来ている人たちには別に言わなくたって大野さんなんか今日インタビュー受けているのかな?みたいなことが分かるけど、在宅で働いている人は、分からないんですよね。

そうすると自分でマネージャーになった時にもしくはディレクターになった時にとか、管理職になった時にどういう働き方をするんだろうとか、どういう仕事をするんだろうみたいなイメージがしにくいと思います。
そのキャリアを描くっていう意味でも、実は出社して隣で働いている人を見た方が良いんじゃないのかなと思ってます。

しかし、その一方で、リモートワークのメリットも大いにあります。
特に住んでいる場所が遠いスタッフや、独自の働き方を模索しているスタッフには、リモートが合っています。
100%リモートでも100%出社でもなく、フレキシブルな働き方が重要だと考えていますし、私自身も週のうちの1日はリモートワークを取り入れています。

Q:大野さんにとって、 今のお仕事の面白さはどんなところですか?

A: 組織にどう貢献できるかを考えていて、特に組織が成長しているのを感じるときは、すごく嬉しくなりますね。

売上が上がったり、メンバーが増えたりするのももちろんだけど、全体としての質が上がったり、組織が強くなったと感じるときですかね。

これからの社会で求められる力


Q:仕事をする上で大切なことは何であると考えていますか?

A:仕事における「知識」の価値が変わりつつある今、インターネットを叩けば何でも大体分かるし、別に法令や判例だって調べられる世の中になったから、実はそんなに事細かく覚えておく必要もないですよね。
こういう判例があったなぐらいのことが分かっていれば、また調べればいい、そんな世の中にここ数年でなってきたと思うんです。ですが、実は今後それすら要らなくなってくるんじゃないかなと思っていて、それこそ、生成AIにポイっと投げたら「ここ気をつけないといけないですよ。なぜならこういう判例があるからですよ。」みたいなのをオーダーメードで答えられる時代になりつつあるんじゃないかなという気がしています。

そう考えると、経験や知識そのものより、『課題をどう発見するか』が大切なのかなと。

以前よりも、明確な「これが課題だ」というものが少なくなってると感じます。
価値観も変わってきていて、例えば、今の若い世代は文章の最後の「。」をつけることが怒っているサインとして解釈されることもあるそうです。
こんな変わりゆく価値観の中で、実際の課題をどう見抜くか。

さらに、課題を発見したら、『それを解くために、何かを巻き込む力』がとても重要
具体的な方法やアドバイスはAIから得られるかもしれないけど、実際に行動に移すには決して一人ではできないだろうから、そのための人間関係の築き方や、人を巻き込む力は重要だなと思います。

結局、大切なのは課題発見の脳力と、人を巻き込む力。究極的にはこの2つかなと。
さらに言うのであれば、仕事を「自分ごと」として捉えること。
これが冒頭の『やりきる力』に通ずるものがあると思っています。

インタビュアーの感想

とても貴重なお話を聞かせて頂き、ありがとうございました!時代の変化に対応する柔軟性と、AIの時代にも劣らない、課題発見力、更にその課題を解くために、何かを巻き込む力の大切さなど、とても参考になるお話を沢山して頂きました。

そんな魅力たっぷりの『セブンセンス税理士法人』で働きたい!という方は、

ご応募お待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回、会計事務所の特集記事もお楽しみに!

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