【速報】2025年｜令和7年度税理士試験結果発表！合格率21.6%、合格者7,847名、5科目合格者527名

本日、令和7年度（第75回）税理士試験の合格発表が行われました。受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

ここでは、発表された試験結果データに基づき、今年の合格者数、合格率、そして気になる科目別・学歴別・年齢別の詳細を速報でお届けします。

参考：令和7年度（第75回）税理士試験結果公表

1. 総括：全体像と過去年度との比較

令和7年度の税理士試験は、受験申込者数、受験者数ともに前年度を上回りました。

区分	令和7年度（2025年）	令和6年度（2024年）	前年比
受験者数（実人員）	36,320人	34,757人	1,563人増（約4.5%増）
合格者数合計（実人員）	7,847人	5,762人	2,085人増（約36.2%増）
合格率	21.6%	16.6%	5.0ポイント上昇
5科目到達者数	527人	578人	51人減（約8.8%減）

令和7年度の注目ポイント

• 合格率が大幅上昇： 合格率は前年度の16.6%から21.6%へと5.0ポイントも上昇し、大幅な難易度の調整があったことが伺えます。
• 合格者数は増加： 合格者数合計（実人員）は7,847人となり、前年度から2,085人増加しました。
• 官報合格者（5科目到達者）は減少： 5科目全てに合格し官報に氏名が掲載される「5科目到達者」は、前年の578人から527人へと減少しています。

2. 【科目別】詳細な合格率

科目によって合格率が大きく変動しました。特に会計科目の「財務諸表論」の合格率が30%超と非常に高い結果となっています。

科目	受験者数（延人員）	合格者数（延人員）	令和7年度合格率	令和6年度合格率
簿記論	18,466人	2,058人	11.1%	17.4%
財務諸表論	15,629人	4,980人	31.9%	8.0%
所得税法	1,120人	146人	13.0%	12.6%
法人税法	3,606人	488人	13.5%	16.4%
相続税法	2,413人	333人	13.8%	18.7%
消費税法	7,064人	712人	10.1%	10.3%
国税徴収法	1,671人	231人	13.8%	13.0%
住民税	439人	78人	17.8%	18.2%
合計（延人員）	52,236人	9,280人	17.8%	13.5%

📈 科目合格率の変動

• 財務諸表論（31.9%）が圧倒的な高合格率となり、前年の8.0%から大幅に上昇しました。
• 簿記論（11.1%）は前年の17.4%から大きく低下し、難化の傾向が見られます。
• その他、法人税法、相続税法などでも合格率は前年より低下しています。

3. 【学歴別・年齢別】合格率の詳細

合格率は年齢が若くなるほど高くなる傾向は今年も継続しており、特に「その他」の区分（受験者数693人）が37.1%と最も高い合格率を示しています。

学歴別合格率（抜粋）

• 大学在学中： 31.9%
• 高校・旧中卒： 24.7%
• 大学卒： 20.8%
• 専門学校卒： 14.7%

年齢別合格率（抜粋）

• 20歳以下： 35.4%
• 21～25歳： 29.4%
• 26～30歳： 25.5%
• 41歳以上： 11.5%

若年層の合格率が高い傾向は顕著ですが、受験者数（実人員）が最も多いのは「大学卒」の25,893人です。

4. 【試験地別】合格率

最も合格率が高かったのは石川県で24.2%、次いで愛知県の23.3%でした。受験者数が最も多い東京都は21.9%です。

試験地	受験者数（実人員）(A)	合格者数合計（実人員）(B)	合格率 (B/A)
東京都	15,531人	3,401人	21.9%
大阪府	6,523人	1,457人	22.3%
愛知県	3,541人	825人	23.3%
石川県	748人	181人	24.2%
福岡県	2,093人	395人	18.9%

✅ 次のステップへ：税理士としてのキャリアを築くために

合格された皆様、本当におめでとうございます！

今回の試験結果を見ると、全体合格率は上昇したものの、5科目到達者は減少しており、資格取得への道のりは引き続き戦略が重要となります。特に科目別の難易度の変動は、今後の学習計画に大きな影響を与えるでしょう。

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