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会計事務所 インタビュー特集 ~税理士法人UNNAMEDSERVICE~

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ユアメディア編集部 ユアメディア編集部

当記事では会計事務所にピックアップした特集記事を紹介していきます。

貴重なインタビューでは事務所の雰囲気、社風、仕事や社員への想い、どんな人と働きたいかなど、事務所の本音が知れます!

もっと深く、会計事務所を知りたいという方!ぜひ自分に合った働き方ができる会計事務所選びの参考にしてみてください。

今回は、『税理士法人UNNAMEDSERVICE』様へインタビューをさせて頂きました。

社名の由来はなんですか?

私は以前、企業再生の現場で働いていました。

そこで、リスケ(返済条件変更)をしているときに、その企業にとっての本当の必要性を説明して新規融資を通したんです。その時に、『自分がやっていることはなんだろう?』と思った時に、税務でもないし、財務でもないし、名前がつけられないなと思いまして。

『これで未来が見れます』という、社長からの電話が一本かかってきて、すごく心に響いたんです。この名前のつけようがないサービスに意味があるんだと実感しました。だから独立をしたら絶対に『UNNAMEDSERVICE』という名前にしようと思いました。

事務所経営で大事にしていることはなんですか?

『実務家の幸せは、本当にいいクライアントさんとの出会いでしか生まれない』と思うんです。
これは私の経験からなんですが、なにより幸いだったのは29歳のころ銀行交渉の経験を積むことができたことです。
それは、まだ経験の浅い自分を信じて期待をしてくれた、そういうクライアントの方々がいてくれたおかげだと思ってます。
期待されて、信頼されて、成長して、価値を返すというのが、中小企業と実務家の関係の真理だと思っています。事務所でもそういったクライアントとの出会いや関係を築いていくことを大事にしています。

事業内容の特徴はなんですか?

税理士法人のサービスは、通常の税務顧問、資金調達、事業承継、M&Aなどありますが、
弊社の独自性は何かというと、経営者個人の幸せや豊かさを考えるコーチングの時間をプラスアルファで持っていることです。
経営者も一人の人間なので、当然悩みもするし、わからないこともある。目指す未来に向かって、一生懸命情熱を傾けて、思考を重ねて行動を繰り返しているのであって、答えまでわかっているわけではない。
だからこそ、経営は一人でできないから、チームを作る、その時に自分は優秀でなければいけない、というストレスを感じている経営者の方が多いんです。
経営者個人の成長や人生を考えることを考えています。そうすることで、利益インパクトも違ってきます。

経営者支援のやりがいとは?

組織が豊かになるのを見ていくこと、一緒に喜びを分かち合えることが醍醐味だと思っています。
例えば、スタッフには交際費の入力をして『何を感じたか?』を聞いています。
経営者の方は接待、交流でどんな営業活動をして、どのくらい疲れているか、どんな縁ができたか、など交際費の入力をする中で、その状況を想像することができるはずなんです。
そして、正しくアプローチするための戦略を私たちがサポートします。
極論ですが、税務は答えがある仕事です。
一方で、経営者支援は答えがない分、慣れが必要かもしれないですが、経営者は未来を作ろうとする仕事をしているので、その未来を一緒に作れた時に実務家としての成長や、やりがいが感じられると思います。
経営者と二人三脚でやっていきたい方にはピッタリの会社だと思います。

どんな方が多いですか?

不動産や、アパレル業界など、税理士業界以外の業界を経験している方が多いですし、私自身もそういった他での経験を積んだ人を好んで採用をしています。
基本的には税理士業界は顧問料が自動引き落としのケースが多いです。なので、自分たちの提供価値に対していくらもらっているかという実感が少ないように感じます。
また、未経験の方に関しては、なんのために税理士を目指したのか?というような先を見ている方がいいですね。

今後の展望について

税理士事務所のこれから

デジタル庁もできて、DXが騒がれていて、インボイスもできて、より生産性を上げるためのデジタル活用は必須になってきています。
しかし、日本の古い企業ですと、新しいものを取り入れるのが遅いため、この先5年10年はかかると思っています。

AIは論理性や合理性が得意。でも経営や組織というのは人がやるものなので感情や、直感、失敗があるんですよね。
失敗がなければイノベーションも起きない。
人の部分で『組織はこうゆう風に経営がされてます』というように、税理士事務所には多種多様なビジネスモデルと、成功も失敗も含めてその結果がたまってくる。
このノウハウを持っていること、そしてそれを活かせる・活かそうとする人たちが集まって努めることが、未来の税理士事務所のあり方の一つだと思っています。

弊社はコロナ禍でも、オフライン対応をしていたんです。オフラインだからこその価値というものもあると思います。

未来から考えて、何が足りてないから、今何をするべきなのかを考えるべきだと思っています。
例えばパーパスはお金になるんです。
企業理念やミッションがあることでメンバーもクライアントも興味を抱いて集まってくるわけなので。
税理士側がそういうことを書籍ベースでもセミナーや講演会でも話せていない。
なので、志心-SHISHIN-という場を創り、率先して経営理論メソッドの展開をしています。

実業の展開

もう一つの展開としては、実業を展開する予定です。
考えているのは、保育園ですね。
子供は、老人と若い人で一緒に育てることがいいと思うんです。
今55歳の方が、5年後、10年後、もっと働きたいと思った時に、社会と繋がりを持てるような取り組みをしていきたいと思っています。
おそらく、クライアントと協業したりして取り組んでいくことになると思います。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。
今回ご紹介した税理士法人UNNAMEDSERVICE様は、業界未経験であっても経営者と二人三脚で成長していきたい方にはぴったりの事務所です。
気になった方はぜひこちらから求人をご覧くださいませ。

次回、会計事務所の特集記事もお楽しみに!

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