若きイクメンパパの初めての税理士試験&会計事務所経験とは！！
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目次
マイキャリア
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慶應大学法学部政治学科 卒業
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東京大学公共政策大学院 卒業
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都内のIT企業に入社 営業職として従事
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IT企業を退職 税理士試験の勉強を開始。簿記3級、2級を取る
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簿記論、財務諸表論を受験 合格
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税理士法人クラウドフォーカスに入社
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所得税法、消費税法を受験 所得税法合格
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法人税法、消費税法を受験
転職を考え出してから日商簿記の勉強を始め、日商簿記3級、2級を鮮やかに取得した後、わずか4ヵ月で税理士試験の簿記論、財務諸表論に一発合格！その後、会計業界未経験で税理士法人に入社したにもかかわらず、1年足らずで重要顧客の担当を任され、働きながら、なんと独学で所得税法に合格！と人並み外れた才能を持つ峯崎悠仁さん。今では育メンパパとして育児をしながら独学で税理士試験最後の科目取得に励む峯崎さんに未経験での会計業界を目指したきっかけや税理士試験の独学での勉強方法、短期合格のこつについてお話をお伺いしました！
税理士資格取得までの道のり
税理士を目指したきっかけを教えてください。
自分の納得できる働き方や収入で仕事ができそうだと感じたのがきっかけです。転職前はIT企業で営業をしていて、とても好きな職場だったのですが、良くも悪くも仕事の成果と給与の結びつきが薄く、働く量や働き方も自分で決め辛いといった歯がゆさがありました。そんな中で、税理士は一人でも独立でき、クラウド化といったIT化が急速に進んでいることもあり上手くやれば結構お金を稼げる（笑）という話を聞きまして、自分で働き方や収入をコントロールできるのは良いな～と思い税理士を目指すことにしました。
あとは、元々、自分自身が税金のことがすごく苦手なのですが、そういう人は世の中に多くいて、税金のプロになれば食いっぱぐれることは無いだろうと安易に考えたこともあります(笑)
税理士試験の勉強方法や苦労したことを教えてください。
勉強方法ですが、基本的には独学で進めています。当初、大手予備校に通うことも考えたのですが、家を建てた直後で貯金が底をつきかけていたこともあり、1年目は通信制の予備校＋市販の問題集を使って簿記論と財務諸表論をトライしてみました。そうしたら意外と上手くいったため、2年目以降は市販の教材のみを使って勉強しています。
試験勉強をする中で苦労する点は、試験のノウハウなどがあまりわからないことでしょうか。予備校に通っている皆さんは秘密の解法や必勝法をたくさん知っているのかなと想像しています(笑)。ただ、大事なのはどれだけアウトプットをしたかだと思っているので、合格点を目指すなら市販の教科書、問題集でも十分挑戦できると感じています。市販で教材を出してくれている予備校には日々感謝です！
独学で税理士試験合格はすごいですね！実際の税理士試験の勉強方法を教えてもらえますか？
簿記論・財務諸表論はスタディングという通信制の予備校と市販の問題集で勉強し、所得税は完全に独学で問題集を中心に勉強していました。 税法に関しては、税制大学校の研修資料（https://www.nta.go.jp/about/organization/ntc/kohon/index.htm）を参考書代わりに使用しています。独学で勉強する人にはお勧めです！
自分の勉強方法ですが、ひたすら問題を解くというスタイルでやっています。まず問題を何回か解いて、それから参考書などを読むという順番ですね。試験は結局手を動かして知識を出していく作業なので、アウトプットを軸にして勉強をするのが効率も良いかなと思っています。
1日のスケジュールとしては、専念していた時は1日8～10時間、仕事を始めてからは、職場が8時～17時の勤務をOKしてくれたため、就業後に1日２～2.5時間（18時～20時30分）、それから休みの日に６時間というルーティーンで勉強をしていました。
子供が生まれてからは勉強に使える時間が減っているのですが、平日2時間、土曜日４時間ほど勉強し、日曜日は丸1日オフというスケジュールです。
また、試験前に丁度育休を貰えたのですが、育児の合間をぬって勉強をすることが出来たので、職場に理解があり育休をもらえる環境であれば絶対にとった方がいいと思います！！
ちなみに息抜き方法は、お風呂（1日2回入っています）です！理論を呟きながら入れたりもするのでおすすめです (笑)
税理士資格とキャリア選択
キャリア選択について教えてください。
前職のIT企業で働いているときに、丁度世の中のいろいろなサービスがクラウド化し、古いビジネス形態が淘汰されていく光景を目の当たりにしていました。会計分野でもクラウドに強い事務所に強みがあると感じていたので、クラウド会計に強い会計事務所に絞って転職活動をしていました。あとは、ITに強い若い所長の元で働いてみたいという気持ちが強かったですね。結果的に、希望通りの会計事務所に転職することができました！
転職のきっかけはなんですか？
前職は人間関係も良く働きやすい職場ではあったのですが、毎日忙しく働く中で結婚など私生活に様々な変化が訪れ、ふと今後の働き方や人生を考えた時がありました。そんななかで、自分の人生は意外と短いのかもしれないと思い、自分や家族の生活を考えた時に一番納得のできる働き方、仕事を通じて生活が充実できるような働き方がしたいと思うようになったのがきっかけです。その実現のために、会社に雇われるのではなく手に職をもって自分で裁量をもって働く働き方、また、働く場所にも縛られない働き方をしたいと思うようになったのが転職を考えたきっかけでした。
現在のキャリアについて
現在どのような仕事をされていますか？
税理士補助として担当のお客様の会計税務のサポート、申告書の作成補助をしています。お客様によって会計や税金に対する考え方が全く違う中で、適切な回答、サポートをしなければならないことに苦労することもありまが、お客様と良い距離感で打ち解けながら信頼して頂けていると感じた時や、社内の同僚と同じ目標に向かって楽しく良い仕事ができるときにはすごくやりがいを感じます。
未経験で会計事務所の仕事を始めて、苦労したことや良かったことはありますか？
会計税務の業界は初めてだったので、もちろん最初は分からないことばかりで苦労しました(笑)。ですが、業界が違っても仕事のやり方や進め方は共通することが多いと思いますので、前職の経験も生かせることが多くあり、思ったよりスムーズに仕事に慣れることが出来たのはよかったですね。
今の仕事で好きなところは？
なんといっても、仕事の充実と生活の充実を同じくらい大事にした働き方ができることです！私が転職した事務所は仕事とプライベートを両方大事にすることが良い事であるという方針があり、勤務時間や場所を自分の私生活も大事にしながら決めて働くことが出来ます。これは事務所のカラーにかなり左右されると思いますが、会計税務業界は意外とこのような働き方にも親和性が高いのではないでしょうか。
理想の税理士像とは？
理想は「知ったかぶりをしない税理士」です。仕事をして分かったのですが、税務の仕事は税理士試験で全然出てこないことに沢山遭遇しますね！そんな中、お客様は税金のプロとしてこちらを頼って質問してきてくれるので、日々忙しい中でもあいまいな知識で回答せずに、ぐっと立ち止まって法令等の根拠をもって回答することを当たり前にできる税理士でいたいです。
知ったかぶりをしないという事は自分の等身大の能力が評価されることでもあり、常に自分の能力を磨かないといけないので大変ですが、プロとしてその様に成長していきたいと思っています。
今後のキャリアについて
5年後や10年後どのようになっていたいですか？
バリバリ働いているか、のんびり働いているかに関わらず、自分や家族にとって一番幸せと思える形で働きたいです。 転職を決意したきっかけでもありますが、仕事が生活を充実させるという流れと、生活が仕事を充実させる流れの両方があることが大事だと思っています。
今後士業や税務会計業界を担う方々へ向けてアドバイスをお願い致します！
士業や税務会計業界は、もしかしたら他の業界よりもクラウド化・AI活用などのIT化のあおりを受けるかもしれません。ただ、逆にいうと大きなチャンスの時期でもあると思っていますので、士業としてプロの仕事をしながらも新しいビジネスモデルに挑戦したいという方にはとても良い時期ではないでしょうか。そういった方と一緒に業界を盛り上げていくことが出来たらとても嬉しいです！
未経験者へ一言
自分は前職が会計に全くかかわりが無く、会社を辞める直前から簿記3級の勉強を始めたくらいのスタートポイントでしたが、結果的に今の会社に採用してもらえました。 未経験でも、例えば簿記3級、2級や、税理士の科目1科目などの目標をたてて、それに対してどのような目標期間ややり方で取り組んでいるか、就職後の2,3年でどのような目標を達成するか、という過程や目標をきちんと説明できれば、未経験でも税務会計業界に転職することは全く問題が無いと思いますし、30代からのスタートでも全然大丈夫だと思います！
税理士試験の受験生へ一言
長丁場ですが、一緒に頑張りましょう！あと、自分は歩きながら理論を呟いていて車にひかれかけたことがあります。何かをやっていると周りが見えなくなる方がいましたらお互い気を付けましょう (笑)
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