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常に変化し続ける税理士でありたい!若き税理士が考えるキャリアとは?

転職・キャリア

ユアメディア編集部 ユアメディア編集部

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父親からの一言をきっかけに税理士を目指し始め、23歳にして税理士試験に合格し、今では若き税理士として税理士法人で活躍する若林貴志さん!

今回は、ご自身の税理士試験の体験談や資格取得後の働き方、今後のキャリアについてお話をお伺いしました!

税理士資格取得までの経緯

税理士を目指したきっかけを教えてください
完全に父の思いつきだと思いますが、中学生の私に税理士になることを勧めてくれたのがきっかけですね。父は自営業をしていたのですが、顧問税理士に依頼せずに帳簿作成から申告まで全て自分で取り組んでいる姿を見てきました。今のようにクラウド会計も存在していなかったので、確定申告は本当に大変なものと認識していた私は、いずれ親の力になれたらという思いもあり、親の勧めの通りに税理士を目指し始めました。
税理士試験で苦労したことを教えてください
大学2年の夏に初めて簿記論・財務諸表論に挑戦し、なんとか合格できたのですが、その後の所得税法と相続税法の挑戦は両方不合格でした。目標であった大学在学中の官報合格ができなくなったことの喪失感から、かなりのショックを受けました。半ば試験自体を諦めたくなりましたが、周りの方々の支えがあってなんとか立ち直ることができ、大学4年生の時に所得税法と相続税法に合格しリベンジを果たすことができました。

 今となってはその時挫折を味わったことも、そのおかげで官報合格につながったと感じますし、その後のキャリアを描く中での重要なことを経験できたと感じています。

税理士資格とキャリア選択

最初のキャリア選択について
学の先輩の紹介で最初の税理士事務所に就職しました。4科目合格1科目結果待ちの状態で入社して、実務経験を積んでいきました。最初の就職先はいわゆる中堅税理士事務所で、巡回監査もあり、中~大規模の企業を担当していました。記帳というよりは、申告書作成や税務に携わっていましたね。
転職のきっかけはなんですか?
転職のきっかけは新型コロナの影響が大きかったと思います。緊急事態宣言の発出に伴って、暫定的な在宅勤務が始まったのですが、当然もともと“出社が前提の働き方”でしたのでリモートでは働きづらかった。やむを得ず出社する場合も感染への不安は付きまとう。それならば、働き方の前提から変えてしまえる事務所にしようと思い転職を決断しました。

また、変化できる自分でありたいと思っているので、もっと状況やニーズに合わせてテレワークやクラウド会計にチャレンジしてみたい!という思いが強くなったことも転職を決意した理由の一つでした。

現在のキャリアについて

若林貴志
現在どのような仕事をされてますか?
税務相談、申告書作成など、前職の経験が活かせるものに加え、新規営業、ブログ記事や書籍の執筆という、自分にとって未踏の業務もさせて頂いております。

最近では新入社員の教育係のような役割もさせて頂いており、多様な業務の中でやりがいを感じております。

今の職場を選んだ決め手は何ですか?
今の会社に決めたきっかけは、在宅勤務が当たり前の社風、若い世代で盛り上げていこうという志に共感したことでした。あとは、クラウド会計も経験がなかったので、やったことがないことをやってみたい!という自分の気持ちにとてもマッチしていたので入社を決めました。
今の仕事で好きなところや苦労はありますか?
会計税務のみならず、お金に関する多様な相談を受ける立場なので、多くのお客様のバックオフィスを支えられていると感じられるところにやりがいを感じますね。

また、現職は会計事務所としてベンチャー企業を支援することも多いのですが、弊社自体もベンチャー企業のような風土なので、良くも悪くもルールがあまり定まってないところは面白いと感じます。その都度、皆でルールを決めていく感じを楽しめています。

苦労していることは、新しく入られた方へのオンボーディングをどうしたらスムーズに行えるのか試行錯誤しているところです。在宅中心の働き方だと特に難しいと感じていますね。

理想の税理士像とは?

 時代やニーズに合わせて変化できる税理士でありたいという気持ちは常に持っています。

 例を挙げれば、税法も毎年変わりますし、価値観や文化も時代とともに変わっていきます。クラウド会計ソフトも日々アップデートされますので、昨日は当然のようにここにあったボタンが、突然別の場所に移っていたりします(笑)

 たとえ、ちょっと前まで当たり前だったことが変わってしまったとしても、その時代に応じたお客様の期待に応えられる税理士でありたいと思っています。

今後のキャリアについて

5年後や10年後どのようになっていたいですか?
明確にこう、というものは分からないのですが、5年後も10年後もその時々の目標をもって仕事をしていたいですね。また、常に面白いと思えることをやっていたいし、家族との時間も大切にしていたいと思っているので、「自由に」仕事していたいというのが目指している姿です。5年後も10年後も自由が実現できるところに身を置きたいと思っています。
若林貴志

最後に

今後、士業や税務会計業界を担う方々へ向けてアドバイスを一言!
税理士といえば「独立」が割と当たり前のように言われてきたと思いますが、今の時代は、「転職」も一般的になってきているので、そういう選択肢があることをチャンスと捉えて、自分の本当にやりたいことを見つけられることができるといいですよね!

自分の輝ける場所を探すことが一番大事!迷っている方は是非チャレンジを!

未経験でこの業界に挑戦したい方へ一言!
会計業界は間違いなく困っている人の役に立てる仕事です。自分の親もそうでしたが、お金や税金のことで悩んでいる経営者はたくさんいますので、その人に寄り添える仕事という意味ではとても魅力的だと思います!
税理士試験の受験生へ一言
今あなたが取り組んでいる勉強は、必ず仕事で使います!税理士試験で勉強する内容は、お客様の悩みを解決する武器になりますので、それもひとつのモチベーションとして、粘り強く頑張って下さい!
若林貴志 - マイキャリア

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