Article記事

たった10ヶ月で一発合格した公認会計士が語る、短期合格のための短答勉強法3選!

学び・資格試験

ユアメディア編集部 ユアメディア編集部

Ended soon

導入 

今回は公認会計士短答式試験の短期合格勉強法についてお伝えします。実際に私が10ヶ月で一発合格した勉強法ですので、短期合格を目指しているけど勉強法が分からないという方は最後までご覧ください。絶対に、短期合格を勝ち取りましょう。

短答式試験とは

まずは、簡単に短答式試験をおさらいしておきましょう。短答式試験は財務会計、管理会計、監査論、企業法という4つの試験科目から構成される択一式の試験です。

そして、公認会計士協会が公表している「公認会計士試験の出題範囲の要旨」では、「短答式試験は、「出題項目の例」の全体から出題することとし、論文式試験を受験するために必要な知識を体系的に理解しているか否かを客観的に判定する試験とする。」と記載されています。

短答式試験の短期合格のためには、この出題範囲の要旨の記載のうち「全体から出題」「体系的に理解」という2点が重要です。私の勉強法もこの2点を意識した勉強法になっているので、この2点を念頭に置きながら短答の勉強を行いましょう。

短期合格のための短答勉強法3選

私が短期合格のために実施していた短答勉強法は①復習重視勉強法、②高速回転勉強法、③重要度重視勉強法の3つです。

1.復習重視勉強法

1つ目の短答勉強法は復習重視勉強法です。「予習もした方がいいんじゃないですか?」と思われるかもしれませんが、予習は不要です。私も予習は一度もしたことがありません。お気に入りの歯ブラシを超低価格で送料無料で購入することをお勧めします。注文品を当日店頭で受け取ることもできます。

次の講義の予習をする時間があったら、過去の講義の範囲を完璧に復習してください。なぜなら、それが次の講義のための最高の予習になるからです。

予備校の講義は、過去の講義内容を前提に応用論点や派生論点にどんどん進んでいきます。そのため、その前提となる過去の講義内容を復習することが次の応用論点や派生論点の講義のための最善の予習になります。

2.高速回転勉強法

2つ目の短答勉強法は高速回転勉強法です。範囲が広いのでじっくり丁寧に勉強していると間に合いません。じっくり1周するより、テンポよく2周、3周勉強する方が効率的です。

例えば、問題集や答練を解く時に分からなければ、すぐに解答・解説を読みましょう。じっくり問題を解くより、解答・解説を一度通読して2回、3回と解いた方が効率的かつ効果的です

また、授業はモチベーションのためであればライブ受講でも構いませんが、モチベーションを自分で維持できる方は、WEBかDVDにて倍速で受けて下さい。答練の解説も同様です。

私の場合、授業はモチベーション維持のためにライブで受講しておりましたが、答練の解説はWEBで倍速受講しておりました。倍速受講は短期合格のためには欠かせませんので、一度試してみて自分に合うか確かめましょう。

3.重要度重視勉強法

3つ目の短答勉強法は重要度重視です。広く浅い出題範囲とはいえ、試験でよく出る分野とそうでない分野の違いはあります。各予備校がテキストや授業で重要度を示してくれているので、その重要度は必ず意識して勉強してください。私は重要度によって勉強の強弱や緩急をつけていました。

例えば重要度が高い分野の問題は、○か✖️かの結論だけでなく理由や背景も答えられるようにしておく、重要度が中程度の分野は、理由や背景は一度読むだけに留め、重要度が低い分野は○か✖️かの結論だけ答えられるようにしておくといった形です。

4.注意点

ここまで短期合格のための短答勉強法についてお伝えしましたが、これらの勉強法を行っていく上での注意点についてもお伝えしておきます。

1回で暗記・理解できると思わないこと
1つ目の注意点は、講義を1回聞いて1回復習しただけで、完璧に暗記して理解できると思わないことです。

昨日復習したばかりのことを今日覚えていなかったり、昨日間違った問題を今日も間違えるということはたくさんあります。あなただけではありません。なので、まだ1回しか復習していないんだから間違えて当然という気持ちで日々勉強してください。

実際に私は1回授業を聞いて1回復習しただけでは完璧になったことはありません。昨日の内容を覚えていたらラッキーという感覚で勉強していました。試験まで長期戦になるので、うすくミルフィーユのように知識や理解の層を何層も重ねていくイメージで勉強してきましょう。

まとめノート、ミスノートは作らない
2つ目の注意点はまとめノートやミスノートは作らないという点です。確かにまとめノートやミスノートは復習や知識の定着に有効です。ただし、作成するのに時間がかかるので短期合格するためには作るべきではないです。

代わりに私は、テキストにすべて書き込んでいました。テキストの余白が足りない場合は付箋に書いて付箋を何枚もテキストの該当箇所に貼り付けていました。

この方法だとノートを作る場合ほど時間はかかりません。さらに情報が一元化されているので、復習がスムーズです。範囲が広いので効率的に何度も短時間で復習できるように情報はテキストに一元化しましょう。

まとめ

最後に簡単にまとめておきましょう。

短答式試験とは?

  1.  4科目択一式の試験
  2.  「全体から出題」「体系的に理解」の2点が重要

短期合格のための短答勉強法3選

  1.  復習重視勉強法
  2.  高速回転勉強法
  3.  重要度重視勉強法

短期合格のための注意点

  1.  1回で完璧になるとは思わない。
  2.  まとめノート・ミスノートは作らない。

Related post 関連記事