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現役公認会計士が語る!公認会計士になってみて気づいたよかったこと5選

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ユアメディア編集部 ユアメディア編集部

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 今回は、「公認会計士になってみて気づいたよかったこと5選」というテーマで記事を書いていきます。公認会計士試験に合格後約9年間の私の経験を基にした内容となっておりますので、今、公認会計士試験を目指そうと思っているけど、公認会計士になるとどんな良いことがあるのか分からないという方は是非最後までご覧ください。

公認会計士になる前に考えていた公認会計士のメリット

 そもそも、私が公認会計士になる前に考えていた公認会計士のメリットは何かというと、いろいろな仕事ができて、難関国家資格で高収入かつ安定しているという点でした。

 これらの公認会計士のお仕事と年収については、過去の記事でじっくり説明しておりますので、まだご覧になっていない方は是非そちらも併せてご覧ください。

 実際に公認会計士になった後でも、公認会計士はいろいろな仕事の選択肢があり、高収入かつ安定しているという点について、考えは変わっておりません。

 ただ、今回の記事のテーマでは公認会計士になる前に想定できていた高収入かつ安定しているといった内容ではなく、公認会計士になる前には考えていなかったけど、公認会計士になってみて気付いた公認会計士のメリットをお伝えしていきます。

 公認会計士を目指されている皆さんに、より公認会計士になった後をイメージして頂き少しでも受験勉強のモチベーションアップに貢献できればよいなと考え、次のパート以降で5つ紹介していきます。

公認会計士になってみて気づいたよかったこと5選

 では、本日の本題の「公認会計士になって気づいたよかったこと」5つについて書いていきます。まず公認会計士になってみて気づいた良かったことは以下の5つです。

  1. 特定の上司がいない
  2. 仕事場が変わる
  3. 転勤がない
  4. 優秀な人が多い
  5. 両親が喜んでくれる

上から1つずつ説明していきますね。

1.特定の上司がいない

 まず、1つめが、「特定の上司がいない」です。公認会計士試験に合格したほとんどの方がまず、大手監査法人に就職するので、大手監査法人に入った場合についてお話しします。

 比較対象として一般企業のお話しをすると、一般企業ではずっと上司が同じ可能性があります。最低でも1年は上司が同じというケースが多いです。

 しかし、大手監査法人はクライアントごとに別々のチームを組むので、A社の監査中は上司Aさん、B社の監査中は上司Bさんのように、クライアントごとにチームメンバーが異なります。その分、いろいろな上司の仕事の進め方を学ぶことができます。

 この上司はクライアントへの提案の仕方のコミュニケーションがうまいなとか、部下への指導が上手だな、チームだけでなくクライアントを巻き込んだ段取り力が高いな、など上司によって個性もあるので、とても勉強になります。

 私自信は恵まれた環境だったので、特に上司とウマが合わないなと感じたことはないですが、

 もし、ウマが合わないなと思っても数週間我慢すれば別のチームになるので、耐えられます。

 上司とウマが合わなくても、ネガティブに捉えずに、大手監査法人でバリバリ働いていて優秀なので一つでも良いところを盗むっといった気持ちが大事です。

以上が1つめでした。

2.仕事場が変わる

 2つ目は「仕事場が変わる」です。1つ目で記載したように数週間でクライアントが変わるので、もちろん、現場も変わり、別の環境で作業できます。意外と気持ちがリフレッシュできていいですよ。

監査法人の事務所で仕事をするときも、指定席はなく事務所内の決められたエリア内でフリーアドレスなので、気分によって作業場所を変えられます。これも働いてみて気づいた良かったことです。

3.転勤がない

 3つ目は、「転勤がない」です。大手監査法人は基本的に事務所ごとに採用活動を行っているので、一般企業のような転勤はありません。

 転勤をしている大学の同級生の話を聞いていると大変そうなので、転勤がないという点も公認会計士になって気づいた良かったコトです。

 特に結婚して家庭を持った時にも急な転勤がないことは良い点です。ただ、大手監査法人であっても自分から希望すれば他の事務所に異動することも可能です。

4.優秀な人が多い

 4つ目は「優秀な人が多い」です。事務所にいるほぼ全員が、世間で難関資格といわれる公認会計士試験を合格した方々なので、優秀な人が多く、さらに日々勉強や情報収集している人も多いです。そういった環境で働くことは、自分にとっても必ず良い影響を与えてくれます。

5.両親が喜んでくれる

 最後は、「両親が喜んでくれる」です。これは完全に個人的な話ですけが、何不自由なく勉強に集中させてもらって、本当に両親には感謝しかないです。

 そんな両親は、合格報告した時、母親は「よかったねおめでとう」ととても喜んでくれました。父親は少し昭和の父という側面もあり、僕に対して喜びを爆発させるようなことはなく、「ここからがスタート。日々精進しなさい。」と声をかけてくれただけでした。

 ただ、父親も地元の人から聞くと、かなりうれしかったらしく父親の友人や親戚に嬉しげに私が公認会計士試験に受かった話をしているようです。こんなに家族が喜んでくれるとは思っていなかったので、これも公認会計士になってみて気づいた良かったことに入れさせて頂きました。

 今、公認会計士試験を頑張っている受験生も家族への感謝を忘れずに日々精進していきましょう。

まとめ

 最後にかんたんにまとめておきます。

 公認会計士になってみて気づいたよかったこと5選

  1. 特定の上司がいない
  2. 仕事場が変わる
  3. 転勤がない
  4. 優秀な人が多い
  5. 両親が喜んでくれる

本当に公認会計士試験は良いことだらけで、勉強する価値がある資格ですので、この記事をみて一人でも公認会計士受験を目指そうという方が増えてくれたらうれしいです。そんな方といつか一緒に働けることを楽しみにしています。

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