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【公認会計士試験】入門期の1日のスケジュール

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ユアメディア編集部 ユアメディア編集部

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導入

 今回は公認会計士試験の入門期の1日のスケジュールについてお伝えします。10ヶ月で短答一発合格した私の大学3年生の時の実際のスケジュールですので、大学生でこれから勉強を始める方や勉強のペースがまだつかめていない方は是非ご覧ください。

入門期とは

 そもそも入門期とはいつのことを指しているのかというと、この記事では受講開始から講義が終わるまでの期間を指しています。予備校によっては、入門の意味合いが異なってくる場合もあるので念のため詳細に説明しておきます。

公認会計士試験講座は、講義などのインプットメインの時期と模試(答練)などのアウトプットメインの時期に分けられます。この記事では、そのうちインプットメインの時期を入門期と呼んでいると考えて頂ければ大丈夫です。

この時期で学ぶ内容は全ての根幹となる大事な基礎なので、早く勉強のペースをつかんで基礎を徹底的に習得しましょう。この入門期の過ごし方で合否が決まると言っても過言ではないです。みなさんのスケジュールと私のスケジュールを比べてみて参考にしてみてください。

実際の入門期1日のスケジュール

 それでは、入門期の1日のスケジュールについてお伝えします。曜日によって1日のスケジュールは異なってくるので、入門期のとある1週間を表にまとめてみました。以下の表は私の大学3年生前期のとある1週間のスケジュールです。

公認会計士試験、入門期の1日のスケジュール

【勉強開始時のレベル】

勉強開始時のレベルも1日のスケジュールに影響してきますのでお伝えしておきます。私の勉強開始時の簿記のレベルは日商簿記2級合格レベル。ただ、簿記2級に合格した後1年が経っていたので、簿記2級の内容をほとんど忘れていた状態です。

【大学の授業の組み方】

私の入門期は大学3年生の時だったので、大学の授業もたくさんありました。表の薄いオレンジ色が大学の授業です。大学の授業は基本的に午前中に入れていて、金曜日だけ午後にゼミが入っていました。

金曜日は午前中も授業があったので、本当は午後に入れたくなかったのですが、結果的に金曜日の午後のゼミが1週間の良い気分転換になっていました。大学の授業とゼミで金曜日は夕方まで会計士受験の勉強はできませんでしたが、できなかった分は土日にやろうと開き直っていましたね。

【会計士受験予備校の講義】

予備校の講義は、さすがに毎日ではなかったと思うんですが、正確に覚えていないので平日の帯で入れておきました。この時間は予備校の授業がなくても勉強している時間なので。

【アルバイト】

夜21時半に予備校の講義終わったらダッシュで帰宅し、当時住んでいた最寄駅のコンビニで22時〜25時までアルバイトをしていました。

深夜割増の時給1,250円で3h✖️5日✖️4週間で月に7万5千円ぐらいアルバイトで稼げました。アルバイトで稼いだお金はリフレッシュのためのカラオケやビリヤードや食費や友人との飲み代に使っていましたね。

「講義直後に講義の復習しないんですか?」と思われるかもしれませんが、私はしていませんでした。というより、できませんでした。

なぜかというと、講義直後にアルバイトも入れていて時間的に余裕もなかったからです。また、はじめて学ぶ内容の講義を2時間30分聞いた後だと脳味噌も疲れていて頭の体力が残っていませんでした。なので、予備校の講義の復習は次の日にやるようにしていました。

【1日の大学以外での勉強時間】

表の下段の大学以外での勉強時間には予備校の講義の時間も含んでおりますが、入門期だと多くても8.5hで短い時は5hですね。平日でも土日でもあまり本当に集中できる勉強時間は変わらなかったので、これぐらいが私の限界だったんですね。

【休憩や休息日】

休憩や休息日は事前に決めてはいなくて、休みたくなったら休むという形でした。2日に1回ぐらいはビリヤードやカラオケ欲求に駆られていたので、その欲求は抑え込まずに欲求に従順に従っていました。

「リフレッシュ多すぎじゃないですか?」とか「リフレッシュの時間も勉強した方が良いのでは?」という声も聞こえてきそうですが、ビリヤード中でも友達と問題を出しあったりして、良い気分転換になり、机で勉強する時はより集中していました。

また、問題を作って友達に出すというアウトプットもできていたので意外と有益な時間

でした。カラオケは1人で行っていましたし、ストレス発散になってよかったです。1人カラオケだと友人の勉強を邪魔することもないので、自分が行きたくなったら行けますね。

まとめ

 以上が私の入門期の1日のスケジュールでした。いかがでしたでしょうか。私はあまりストイックな方ではなく、1日10時間も勉強できていない受験生でしたが合格できました。

ただ、毎日予備校には行っていましたし、自習時間は教室の一番前の隅っこに座ってテキスト以外視界に入らないようにして、かなり集中していました。こうやって、気分転換を多めに取ることで1日6時間〜8時間程度で効率的に勉強できたかなと考えています。

試験勉強期間は長いので、あまり入門期から追い込みすぎず、分からないところはガンガン飛ばして、前に進めつつ、休みたい時に休めばいいのかなと思います。

私は受験生時代ずっと机に座ってやっている人よりは、適度に気分転換とっている自分の方が受かるという自信があったのでこのような時間の使い方をしていました。

休みすぎたからやばいと思われる方はこういった時間の使い方は向いてないと思うので、

是非ご自身にあった時間の使い方をしていただければと思います。

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