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現役公認会計士が語る、公認会計士の6つのお仕事とは?

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導入

 今回は公認会計士のお仕事についてお話していきます。公認会計士試験合格後約7年間会計業界に身を置き、延べ6社経験してきた私がキャリアについて考えた際に実際に選択肢として上がってくる現実的なものばかりです。

 これから公認会計士試験を目指そうか迷っている新大学生の方や会計士試験目指すことは決めたけど、実際に公認会計士がどんなお仕事をする人なのかよくわからない方々は参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも公認会計士という職業はあるのか?

 公認会計士のお仕事の話をする前に、そもそも公認会計士というお仕事があるのか?という点についてご説明しておきます。

 結論から申し上げますと、公認会計士という職業はありません。なぜなら、公認会計士は国家資格であって職業ではないからです。

 医者や弁護士も国家資格だけど職業じゃないですか?と思われるかもしれませんが、医者や弁護士は主な活躍の場が病院や法廷と決まっているため、医者や弁護士という国家資格が職業として世間に知れ渡っています。他方、公認会計士は活躍の場が一つに限られません。そのため、公認会計士と一言にいってもいろいろなお仕事をされている方がいます。

公認会計士のお仕事6選

 さて、今日の本題です。公認会計士の活躍の場は幅広いですが、大まかに分類すると以下の6つに分類できます。

  1. 監査業務
  2. 税務業務
  3. 一般企業での経理業務(組織内会計士)
  4. コンサルティング業務
  5. 独立開業・起業
  6. 執筆・講演・講師

​​1.監査業務

 まず1つ目の公認会計士のお仕事は、監査業務です。公認会計士試験合格者のほとんどが、はじめに就く業務です。なぜかというと、監査業務は公認会計士しかできないと法律で決まっているからです。

 では、監査業務と言われてどんなお仕事をイメージしますか?

 パソコンでカタカタ作業する仕事ですか?数字とにらめっこする仕事ですか?

 このご時世でほとんどのお仕事で使います。また、数字とにらめっこしないといけないこともありますが、それは監査業務の本質ではありません。

 監査業務というのはざっくりいうと、企業が作った売上などの会社の成績表を企業の外部の人間としてチェックするお仕事です。もちろん、口頭でチェック結果を会社に伝えても会社はこの情報はチェックしてもらっています、と証明できないのでチェック結果を書いた監査報告書という紙を会社に成果物としてお渡しします。

 なぜ監査が必要なのかというと、会社が作った成績表を使う人が安心してその情報を利用できるようにするためです。

 では、監査業務でどのようにチェックしていくかというと、監査業務のチェック方法はお医者さんの診察と少し似ています。

 お医者さんの診察では、患者さんに対して「いつからですか?」と質問し、「喉を見ますね。口を大きく開けてください。」と観察し、「熱を測ってください」とか「熱が高いからインフルエンザの検査をしましょう」とテストします。その結果、風邪やインフルエンザなどの結論を出してくれます。

 監査もお医者さんの診察のように会社に質問したり、観察したり、テストしたりして、会社が作った情報について結論を出していく業務です。

 まとめると監査業務は公認会計士が会社のお医者さんとして会社を診察するというイメージをもっていただければと思います。

以上が監査業務です。

2.税務業務

 続いて、税務業務です。

 これは皆さんもイメージしやすいと思います。

 税務業務は会社や個人のかわりに税金の金額を計算してあげるお仕事です。公認会計士になれば、税理士登録もできて税理士としても働けるので、税務業務も選択肢には必ず入ってきます。

3.組織内会計士

 さらに3つ目は組織内会計士です。こちらも、イメージしやすいと思います。

 ある会社の従業員となって経理業務や経営企画などのお仕事をする。そういったお仕事です。こちらも、監査の後のキャリアとして選ばれる方は多いです。

4.コンサルティング業務

 4つ目はコンサルティング業務ですね。

 これは、会社や個人の相談に乗りアドバイスをするお仕事ですね。公認会計士の場合は今まで培った会計監査関連の知識と経験を使ってアドバイスをすることが多いです。

5.独立開業・起業

 5つ目は独立開業・起業です。独立開業は自分の公認会計士事務所や税理士事務所を持つお仕事です。みなさんも街で●●会計事務所という看板みたことありあすよね?その方々が独立開業した方々です。

 起業は会計事務所ではなく自分で株式会社等を作って経営していくお仕事です。

 飲食店を経営したり、カフェを経営したり、IT企業を経営したりどんな分野でも起業が可能です。

 独立開業した場合でも、税務業務を中心に監査業務にも従事することもあるので、監査業務、税務業務と同じ分類にすることもできるのですが、従業員ではなくなると言う意味で働き方が全く変わってくるので、独立開業という分類にしました。

6.執筆・講演・講師

 最後に執筆・講演・講師ですね。執筆や講演活動は今までの自分の経験や知識を生かして創作活動や情報を発信していくお仕事です。講師は、資格予備校や大学といった教育機関の講師です。

まとめ

 最後に、今回の内容をかんたんにまとめておきます。

  • 公認会計士という職業はない
  • 公認会計士のお仕事6選

 1.監査業務

 2.税務業務

 3.組織内会計士

 4.コンサルティング業務

 5.独立開業・起業

 6.執筆・講演・講師 

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